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■一年中楽しめる森林公園■ バリーガーデンは、エリザベス女王が週末を過ごす、ウィンザー城を含む、ウィンザーグレイトパーク-WINDSOR GREAT PARK-の一角にあります。 ガーデン内には、シャクナゲやツツジ・サツキ、そしてモクレンやコブシなど、きれいな花を咲かせる木々はもちろん、実をつけたり、紅葉がきれいな樹など数多くが植えられています。 パーク内に併設されているサビルガーデン-SAVILL GARDEN-とともに、一年中、その植物たちの表情の変化を楽しむことができ、それぞれの瞬間にまったく違った発見の出来るガーデンです。 僕が一年間、研修生としてお世話になった、このすばらしいガーデンの去年の今頃の姿を、今回ご紹介します。 写真はメインバリーを見降ろす景色です。 |
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| ■輝くフロストで包まれる花柄・・・■ 現在、当社HPのINDEXでも紹介しているこの写真。花は、植物学上アジサイの仲間であるノリウツギHydrengea paniculataです。 アジサイの仲間の多くは、イギリスでは晩夏から秋にかけて花を咲かせる点で、日本と異なります。その為、花のもっとも美しい時期を過ぎた頃、ちょうど気温が下がり、冬が訪れるイギリスでは、このように霜が降りて朝の太陽でキラキラと輝くアジサイたちを見ることが出来ます。鮮やかな色をまとっていきいきとしている姿も良いですが、僕は冬の朝にこの光景を見て本当に感動しました。このように、花や緑であふれる風景は、天候や季節、さまざまな偶然でその表情を変え、その瞬間でしか味わえない感動を与えてくれます。 この仕事をしていてよかったと思える大切な瞬間です。 |
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■フロストをかぶった冬の朝の植物たち■ |
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| ■自然が作り出す風景■ バリーガーデンの隣には、ヴァージニアウォーター-VIRGINIA WATER-があります。ここ、バリーガーデンで、その美しい緑とともにすばらしい景色を作り出すこの湖の周辺では映画の撮影も行われることがあり、あのハリーポッターシリーズ『ハリーポッターとアズカバンの囚人』にも登場します。 この日は朝の気温が下がり、VIRGINIA WATERの湖面から湯気が立ち上り、澄んだ青空と太陽の光とともに幻想的な風景を眺めることが出来ました。 |
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■冬のガーデナーの作業■ この時期にガーデナーたちが行う大切な作業のひとつが‘マルチング’です。 ここWINDSOR GREAT PARKではメンテナンスで剪定された葉っぱや小枝などと、馬糞やワラなどを混ぜて自家生成した堆肥を花壇に敷きます。マルチングの目的は土の保温・保湿、雑草を最小限に抑えることなどです。 マルチングは体力的に大変な作業ではありますが、寒い冬には体が温まって気持ちがいいし、ホカホカの堆肥の山から湯気がモクモクと上がる様子がとてもきれいで、それを眺めながらの作業も冬ならではです。とても趣がありました。足先がとても冷えるので、この堆肥の山に足を突っ込んで、暖まりながら休憩をしていたこともありました。 |
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■本格的な冬が来る前に…■ |
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| さらに気温が下がり、イギリスには寒くて薄暗い、長い冬がやってきます。 植物の中には、そのままではイギリスの厳しい冬を越すことが出来ないものもあるので、それらを冬の寒さから守る作業が必要になります。上の写真で示すのがそのうちのひとつ。僕たち人間よりも背が高くて大きい葉っぱを持つこの植物はGunneraといい、水辺や湿地などで育ちます。 イギリスで霜がおり始める11月初旬までに、その大きな葉っぱを根元からカットし、残った部分をワラで覆い、さらにカットした葉っぱを上からかぶせることで、冬の寒さから守ってあげます。春になるとこのなかから新芽がにょきにょきと出てきます。 Gunneraは大きすぎて実際に自分の庭でこれを育てるのは不可能に近いです。自分より大きな植物の下にもぐって作業をしていると、自分が急に小人にでもなってしまった気分でした。たのしい、思い出に残る作業です。 |
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| ■WINDSOR GREAT PARK■ ウィンザー・グレイトパークはバリーガーデンズのほかに宿根草のボーダー花壇や、ローズガーデン・ドライガーデンなどを擁するサビルガーデンも併設されていて、どちらも一年中さまざまな花や緑が次々と見ごろを迎えます。 今後弊社HPにて、他の季節の魅力も紹介していきたいと考えています。 HOW TO GET VALLEY GARDENS LONDONのWATERLOO駅よりREADING行きで40分程のEGHAM駅下車。駅からタクシーで10分程度。 |
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| Photo and Written by HAJIME TAKABAYASHI (高林初) | ||||
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